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世界水準の山岳リゾートへ 長野県観光戦略本部が施策展開

産経新聞 9月22日(木)7時55分配信

 県観光戦略推進本部(本部長・阿部守一知事)は21日、第2回会合を県庁で開き、世界水準の山岳高原観光リゾート実現のためのビジョンとなる「観光戦略」を策定する方針を確認した。この戦略をもとに県や県観光機構(野原莞爾(かんじ)理事長)は、世界に通じる「NAGANOブランド」を作り上げ、「五感で楽しむ観光」の提供に向けた推進体制を確立する。

 戦略は、観光振興施策の早急な具体化を求める清水慎一県観光戦略アドバイザーの提言がたたき台となる。「山岳高原」を前面に押し出し(1)アウトドア・アクティビティを体験する「自然・健康」(2)滞在交流型プログラムを行う「歴史・文化」(3)健康長寿を生かして誰もが楽しめる「ユニバーサル受け入れ環境」-を3本柱として施策を展開する。

 推進体制は、地域経営の視点を取り入れた観光組織「日本版DMO」を目指す県観光機構が市町村や民間事業者の活動を支援する。会合で清水氏は、観光消費額などの数値目標の設定を求め、「滞在にこだわり、宿泊客数を最大にすることが必要だ」と訴えた。

 県は今年度、戦略の策定作業と並行し、事業化できる施策は可能な限り平成29年度の予算に取り入れていく方針。

最終更新:9月22日(木)7時55分

産経新聞