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“リアル二刀流”大谷で日本ハム奪首!22日勝てばM6点灯

サンケイスポーツ 9月22日(木)7時0分配信

 (パ・リーグ、ソフトバンク1-2日本ハム、24回戦、日本ハム14勝9敗1分、21日、ヤフオクD)大一番で、完全復活だ! 日本ハムは21日、ソフトバンク24回戦(ヤフオクドーム)に2-1で勝ち、13日以来となる首位に立った。「8番・投手」で先発した大谷翔平投手(22)が8回4安打1失点で9勝目(4敗)。九回二死二、三塁の大ピンチでは、中堅の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(29)がスーパーキャッチを見せた。日本ハムは22日のカード最終戦に勝てば優勝へのマジックナンバー「6」が、引き分けでも「7」が初めて点灯する。

 思いのたけを込め、大谷は右腕を振り、バットを振り、そして祈った。陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)のスーパーキャッチで勝利が決まると、ベンチの前で左拳を高く掲げて、跳ねた。

 「投げている間の記憶がない。相手は強いソフトバンク。自分の出せるものを全部、あそこ(マウンド)に置いてこようと思っていました」

 ヒーローインタビューで、大谷は珍しく感情をあらわにした。自己最速(164キロ)に迫る163キロをマークしたが、序盤は荒れ気味。2-0の五回、自らの悪送球でピンチを招き、本多に右前適時打を浴びたが「気持ちがぶれることはなかった」。8回4安打1失点、8奪三振。打っては六回に左翼線二塁打。「1番・投手」で初回先頭打者弾を放った7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の9勝目で、首位奪回の先頭に立った。

 シーズン前に栗山監督と交わした約束。「チームを優勝させる」-。7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のまめをつぶし、我慢の日々が始まった。まめが完治した8月上旬、右肘に違和感を覚えた。打者で数字を積み上げても、投げられないもどかしさ。リミッターを外した112球で、悔しさが晴れた。

 もう一つ、勝ちたい理由があった。この日は、月に1度は球場に足を運んでくれる母・加代子さんの53歳の誕生日。2年前の9月21日には、岩手・奥州市から観戦に訪れた母の前で楽天戦(コボスタ宮城)に先発も、六回途中7失点。あれから2年。自宅で勝利を見届けた母は「緊張しすぎて倒れそうでした。とってもうれしい」と喜んだ。

 22日に勝つか引き分けで、優勝へのマジックナンバーが初点灯する。「打席に立って、またここ(インタビュー)に戻りたい。そのつもりです」と、中0日のDHで、2日連続でヒーローになると宣言。栗山監督は「アイツはいつも『出ます』と言う。考えます」と慎重だが、準備はOK。6月24日の最大11・5ゲーム差からのミラクルVへ、よみがえった「二刀流」が導く。

最終更新:9月22日(木)7時0分

サンケイスポーツ

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