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車いす建築士、「生活変えない」設計 ストレスない家を

朝日新聞デジタル 9月22日(木)13時39分配信

 障害があっても、本人も家族もストレスを感じずに暮らしてほしい――。そんな思いで家を設計している建築士がいる。「家づくりに欠かせないのは、心のバリアフリー」がモットー。事故に遭い、車いす生活になって気づいたという。

【写真】リビングの窓に昇降機をつけ、車いすで出入りできるようにした専用「玄関」を使う宮本悟さん=愛知県清須市

 名古屋市北区で建設会社を営む1級建築士阿部一雄さん(52)は、2002年に趣味のオートバイレースで転倒し、脊髄(せきずい)を損傷。37歳で車いす生活になった。自分でできていたことができなくなり、家族に頼ることを申し訳なく思うようになったという。

 妻から「あなたは電球一つ換えられない」と言われたことがある。家族の側にも「ちょっとしたことでも、一生自分がやるのか」と思わせてしまい、大きな精神的負担を与えていると感じたという。

朝日新聞社

最終更新:9月22日(木)13時39分

朝日新聞デジタル