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兵庫・豊岡市、KDDIと協定 ビッグデータで新戦略 動向分析、観光プラン開発

産経新聞 9月22日(木)7時55分配信

 スマートフォンなどから得られる大容量の情報「ビッグデータ」を活用した地域活性化に向け、豊岡市とKDDI(東京)が21日、連携の包括協定を結んだ。データ分析で新たな観光戦略を立案、展開し、「豊岡と世界、日本全国を効率的、効果的につなげたい」としている。

 同協定では、城崎温泉などを訪れた旅行客の動向データを同社が収集、分析したうえで、同市が観光プランを開発。同社は広告や観光地の映像発信でPRするだけではなく、旅行後のアンケートやツイッター分析なども行い、同市とプラン刷新を図っていく。旅行前後、滞在中に利用可能な一連の情報の流れを“観光パイプライン”として形成し、外国人も含めた誘客増に結びつけるという。

 同社はすでに自治体へのビッグデータの分析サービスを行っているが、総合的な協定は初めて。同市は観光まちづくり戦略組織「豊岡観光イノベーション」とともに取り組みを具体化する。また、市民の雇用創出でも同社と連携する。

 協定を受け、同社運営の「auウォレットマーケット」では10月末まで、「豊岡フェア」を開催、鞄などの特産品を販売する。

 この日、同市内で協定書に調印した中貝宗治市長は「地域の人たちと実践できる観光戦略を立てたい」、同社の高橋誠副社長は「ストーリーのある観光を創出し、豊岡を盛り上げたい」と期待感を示した。

最終更新:9月22日(木)20時22分

産経新聞