ここから本文です

暖房便座で低温やけど=介護ベッドも被害やまず―高齢者事故で注意喚起・NITE

時事通信 9月22日(木)14時22分配信

 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、高齢者が被害に遭った製品事故に関する調査結果をまとめた。

〔写真特集〕歴代の便器を見てみよう

 依然として介護ベッドの事故が多発しているほか、暖房機能付き便座によるやけど事故も起きているという。

 NITEによると、2016年3月までの5年間で介護ベッドを使用中の死亡事故は23件、重傷事故は13件発生。大半が転落など体勢を崩した際に、手すりや転落防止柵の隙間に頭部や手足を挟んだことによる窒息や骨折だった。

 隙間を狭くして首が入らない幅にする安全規格の見直しで窒息事故は減少傾向にあるが、古い製品による死亡事故はやまず、また新規格でも手足が挟まった状態でベッドをリクライニングさせたことなどによる骨折事案が発生。対策として操作前の確認や睡眠時は毛布で隙間をふさぐことを呼び掛けている。

 また、暖房便座に長時間座るなどして低温やけどを負った事例が、同期間に6件発生。高齢者は皮膚感覚が鈍いため温度設定を高くしがちで、排便に時間がかかったり、使用中に居眠りしたりした場合に被害に遭うことが多いという。 

最終更新:9月22日(木)14時42分

時事通信