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三反園知事“切れ者”の片鱗?質問と答弁かみ合わず 鹿児島

産経新聞 9月22日(木)7時55分配信

 三反園訓知事は県議会代表質問で、事前に用意した文書を流暢(りゅうちょう)に読み上げた。切れ者コメンテーターでならしただけに、終始厳しい表情を崩さず、淡々と答弁した。一方、議員からの再質問に対しては、かみ合わない発言も多々あった。

 「原発は現時点で必要か、端的に答えてほしい」

 21日の代表質問で、公明党の持冨八郎議員がこう問いただした。

 「原発に頼らない社会を目指したい。自然再生エネルギーを進めることで、原発に頼らない社会ができる」。持冨氏は現時点での必要性を聞いたのだが、三反園氏は将来構想について熱弁をふるった。

 持冨氏は「的確な答弁をしていただきたい」と、苦言を呈するほかなかった。

 「話がかみ合わない。県職員と、もっと意見交換をすれば、的確に答えられたはずだ」

 議会終了後、議員の1人はこう口にした。

 別の議員は「県職員からは話の最中に知事がキレることがあったと聞いた。職員との意思疎通が十分できていないのではないか」と懸念を述べた。

 三反園氏は行政経験がない。それが選挙では清新さとして有権者の支持を集めた側面はある。ただ、県議会は今後、県政の幅広いテーマをより具体的に議論する一般質問に入る。

 「この状況では、今後の議論はもたない」。ある議員は心配した。

最終更新:9月22日(木)7時55分

産経新聞