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<安倍首相>露大統領訪日に理解求める 米副大統領と会談

毎日新聞 9月22日(木)19時13分配信

 【ニューヨーク高本耕太】米ニューヨークを訪問中の安倍晋三首相は21日昼(日本時間22日未明)、バイデン米副大統領と国連本部で会談した。米国とシリア情勢を巡り対立するロシアに関して、首相は「北方領土問題は私とプーチン露大統領との間でしか解決できない。12月にプーチン大統領を山口県に招待する」と述べ、プーチン氏の訪日に理解を求めた。バイデン氏は「首相の賢明な対応を確信している」と述べた。

 会談はバイデン氏からの呼びかけで約1時間行われた。首相はウクライナ問題を巡り主要7カ国(G7)がロシアに科している制裁について「継続して実施し、G7の連帯を維持する考えに変わりはない」と強調した。

 また首相は、5回目の核実験を行った北朝鮮に対し、「制裁強化の安保理決議を速やかに採択することで圧力を強化すべきだ」と指摘。「独自制裁についても日米で緊密に協力したい」と呼びかけた。両首脳は、北朝鮮に影響力を持つ中国とも連携を図りながら制裁強化の早期実行に向けて協力することを確認した。

 一方、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、首相は「辺野古が唯一の解決策との立場は不変で、(移設の是非を巡る)司法プロセスも進展している」と説明。バイデン氏は「引き続き日米の同盟関係を強化していきたい」と述べた。

最終更新:9月22日(木)19時13分

毎日新聞