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“エリート軍団”A東京が日本を熱くする!22日Bリーグ開幕/バスケ

サンケイスポーツ 9月22日(木)7時0分配信

 新たに発足したバスケットボール男子のプロリーグ「Bリーグ」が22日、「アルバルク東京(以下A東京)-琉球」(東京・国立代々木競技場)で開幕する。初代王者を狙うA東京は21日、会場で会見と最終調整を行った。英語を「チーム公用語」とし、日本代表クラスの選手をそろえるスター軍団はまさに“バスケ界の巨人”だ。開幕戦のチケットは発売開始20分で完売。歴史的な一戦はフジテレビ系で午後6時30分から生中継される。

 バスケットボールの新時代が、いよいよ幕を開ける。この日、前日会見と練習の会場となった東京・国立代々木競技場には、約100人の報道陣が詰めかけた。A東京のエースで“日本バスケ界のプリンス”と呼ばれる田中大貴(25)が、歴史的な一戦を前に募る思いを明かした。

 「『エリート軍団』と呼んでもらっている僕たちが、負けるわけにはいかない」

 1948年にトヨタ自動車の企業チームとして発足。設立はBリーグで2番目に古い。過去に国内リーグで4度、天皇杯で2度の優勝を果たすなど、プロ野球の巨人のようなリーグを象徴する名門だ。

 「switch side!! (サイドを変えるんだ!!)」

 冒頭15分のみ公開された練習では、英語による指示が響き渡った。コート上で選手にアドバイスを送る伊藤拓摩監督(34)の声だ。選手は指示にうなずきながら、スムーズにパスやシュート練習を繰り返す。時に通訳が入るが、練習が長時間中断することはない。クラブの公用語は英語で、ミーティングも英語で行われる。

 米バージニア州の名門コモンウェル大学でコーチングを学んだ同監督は、昨年就任。コーチを務めていた2010年頃から徐々に英語での指導を取り入れており、監督就任を機に公用語を切り替えた。

 「例えば『GO』や『NO』という簡単な言葉でも、ストレートな表現は外国人選手にも届く」

 もともと選手の約半数は、留学経験があるなど語学が堪能。英語で指示を出した方が、外国人選手にもスムーズに戦術の意図を伝えられる実感があった。

 “改革”は結果に表れた。チームはbjリーグとの統一前の昨季、ナショナルリーグ(NBL)歴代1位となる勝率85・5%(55戦47勝8敗)をマーク。今季は、米プロバスケットボールNBAのサンズなどでプレーしたディアンテ・ギャレット(27)や、日本代表で身長2メートル7の“ビッグマン”竹内譲次(31)らを補強。優勝候補の1番手だ。

 「取れるだけ点を取る。アルバルクが初代の優勝をもぎ取ります」と田中。スター軍団が、新リーグの歴史を刻む。

最終更新:9月22日(木)7時0分

サンケイスポーツ