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ドラフト候補、好投手ずらり スカウトの見極め大詰め

朝日新聞デジタル 9月22日(木)15時20分配信

 10月20日に開かれる今年のプロ野球ドラフト会議まで1カ月を切った。プロ志望届を出す選手が続々と出てきているが、今年は例年になく高いレベルの投手が多い年となった。各球団スカウトの見極めは大詰めを迎えている。

【写真】横浜高の藤平尚真

 軸になるのは、大学生では田中正義(せいぎ)(創価大)と佐々木千隼(桜美林大)の両右腕だ。田中は今春の東京新大学リーグ戦の途中で右肩を痛めたが、秋はすでに2勝を挙げ、完全復帰している。150キロを超える直球は一級品。「リーグ戦をしっかり投げてくれれば」と話すスカウトが多かっただけに、競合する球団は増えそうだ。佐々木も大学日本代表で活躍した逸材。150キロを超える直球だけでなく、キレのいい変化球も投げられるバランスの取れた投手だ。ほかにも、制球力が抜群で投球術に優れ、東京六大学で19勝を挙げている柳裕也(明大)も1位候補の一人だ。

 高校生で評価が急上昇したのが、今夏の選手権大会で優勝投手となった今井達也(栃木・作新学院高)。同校を54年ぶりの優勝に導いただけでなく、150キロ超の直球に加え、小さく鋭く曲がる変化球が魅力。先月27日にあった高校と大学の日本代表同士の試合でも大学生を相手に2イニングで5三振を奪った。視察した巨人の堤辰佳GMは「さすが優勝投手。甲子園でどんどん評価が上がっていった。大学生からも三振が取れるのはすごい。『ビッグ4』じゃないかな」と高く評価した。

朝日新聞社

最終更新:9月22日(木)15時20分

朝日新聞デジタル