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稀勢の里3敗目で綱とり絶望的 3差逆転優勝例なし

日刊スポーツ 9月22日(木)10時12分配信

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

 豪栄道(30=境川)が、稀勢の里(30)との“同学年”大関対決を制して無敗を守った。3敗目を喫した稀勢の里は、綱とりへ窮地に立たされた。

【写真】豪栄道が同学年大関対決の稀勢の里下しかど番V前進

 突っ張るたびに腰が高くなった。左の張り手を出した瞬間、空いた両脇を差された。直接対決で稀勢の里が喫した痛い3敗目。1場所15日制が定着した49年夏以降、11日目を終えて首位と3差がついてから逆転優勝した例はない。優勝が綱とりの条件だけに、昇進を預かる審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は「厳しいね」とし、横綱審議委員会の守屋秀繁委員長も「がっかりだね。優勝して横綱に推挙したかった」。3場所連続でつなげてきた綱とりは絶望的となった。ただ、来場所へつなげるためにも、残り4日は大事になる。「(12勝で)つないでいかないと」という審判部長の思いは、取組後の支度部屋で無言を貫いた稀勢の里に届くだろうか。

最終更新:9月22日(木)11時8分

日刊スポーツ