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相模原殺傷 神奈川県の第三者検証委が初会合「再発防止策つくる」

産経新聞 9月22日(木)7時55分配信

 横浜市中区で21日に開かれた、再発防止策を協議する県の第三者検証委員会の初会合。植松聖容疑者が書いた襲撃予告の手紙の詳細を県警が施設側に伝えなかったことについて、委員からは、「手紙に書いてある内容を(施設側が)分かっていれば備え方は全く違ったのではないか」などの指摘があった。

 冒頭で黒岩祐治知事は「関係機関の対応や情報共有、安全対策の在り方、すべて検証しながら、再発防止策をつくっていきたい」と述べた。委員長には東洋英和女学院大の石渡和実教授が就任した。

 会合では、やまゆり園を運営する「かながわ共同会」が県に提出した中間報告書について検証。

 県によると、事件前後の植松容疑者について、共同会は「(以前から)言動が雑でだらしなく、注意をきちんと聞かない印象があったが、2月以降は全く別物。(豹変の理由は)今でも思い当たらない」と回答。

 県に植松容疑者の言動を報告しなかった理由については、「退職後すぐに医療監理下に置かれ、ある意味自分たちのコントロールにない部分になりほっとした部分もあった。その後は警察の指導を受け、県に報告するに至らなかった」と説明した。

 今後は、事件発生までの経緯▽関係機関における情報共有の在り方▽障害福祉施設における安全対策の在り方▽障害福祉分野における人材育成と人権教育の在り方-の4つを大きな柱に検証。県警や相模原市にも出席を求める。

最終更新:9月22日(木)7時55分

産経新聞