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<マツダ社員殺害>交友関係中心に捜査 23日で1週間

毎日新聞 9月22日(木)19時49分配信

 自動車メーカー「マツダ」の社員、菅野恭平さん(19)が広島市南区の社員寮で殺害された事件は、犯人が捕まらないまま23日で発覚から1週間になる。菅野さんは事件当日、口座から計百数十万円を引き出した後、寮の社員は通常使わない非常階段で殺されていた。県警広島南署捜査本部は、寮の内部構造に詳しい人物による犯行の疑いが強いとみて、菅野さんがトラブルに巻き込まれていなかったかなど交友関係を中心に捜査を進めている。

 寮は7階建ての2棟が通路で結ばれたH字形建物で、非常階段は各棟の両端の屋内にある。菅野さんは14日、南棟2階の非常階段踊り場で大量の血を流した状態で見つかり、司法解剖が終わった2日後、県警が事件を発表した。

 寮の住人によると、非常階段は屋内出入り口の扉に「出入り禁止」の張り紙が張られ、入寮時に「使わないように」と説明を受ける。外部に通じる1階部分は内側から施錠され、寮の出入りは正面玄関1カ所のみとなっている。ただ、寮の住人の一人は「非常階段で外に出る人もいる」と証言する。

 菅野さんの同僚によると、菅野さんは昨年4月の入社と同時に寮7階で生活を始めた。休日は部屋でゲームをして過ごすことが多く、同僚は「事件の数日前に寮の近くで見かけたが、変わった様子はなかった。トラブルを抱えているようには見えなかった」という。寮内での交際範囲は広くなく、同期入社の男性は「まじめでおとなしく、人見知りするタイプだった」という。

 発見時の菅野さんは半袖Tシャツとサンダルの軽装で、手提げバッグが近くに落ちていた。だが、多額の現金はバッグの中にも部屋にもなかった。捜査本部は、菅野さんが誰かに会うために非常階段に行った可能性もあるとみて、事件前後の寮への人の出入りなどを調べている。【東久保逸夫、寺岡俊】

最終更新:9月22日(木)20時5分

毎日新聞

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