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乗客に詰め寄られ車掌飛び降り重傷 近鉄東花園駅

日刊スポーツ 9月22日(木)10時13分配信

 21日午前11時ごろ、大阪府東大阪市の近鉄東花園駅で、電車の遅延でホームで乗客に対応していた男性車掌(26)が、詰め寄る乗客にキレて線路に飛び降り、制服、制帽を脱ぎ捨てながら線路を約70メートル疾走。さらに高さ1・65メートルのコンクリート塀を乗り越えて約7・6メートル下の地面に飛び降りるという“事件”があった。車掌は救急搬送された。命に別条はないが、腰椎と胸骨を骨折し、重傷。

 車掌は午前10時13分、近鉄奈良駅発大阪難波駅行きの特急に乗務していた。10時33分ごろ、東花園駅から4駅先の河内小阪駅で発生した人身事故で特急が東花園駅で運行がストップ。10時40分ごろから上りホームで乗客の対応をしていた。特急の乗客は74人だったが、同駅で運行停止となった後続の急行の乗客などホームはどんどん人が増え、近鉄によると、“事件”発生時には約1000人になっていたという。

 多数の乗客に囲まれ、詰め寄られた車掌は、言い争いになって逆上。突然、ホームの中ほどから1・26メートル下の線路に飛び降りた。乗客によると、制服の上着と制帽を脱ぎ捨て、「アー、もう死にたい。こんなの嫌や。死なせてくれ」と叫びながら奈良方向に走って行ったという。その後、塀を乗り越えて飛び降りた。

 東花園駅は高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場の最寄りで高架駅。車庫があるため、近鉄は同駅で電車の運行を停止し、車庫へ回送していた。人身事故と車掌のこの行動で、近鉄奈良線は上下線に35分の遅れが出た。近鉄は「鉄道事業者として不適切な行動を起こしたことは大変遺憾。ご迷惑をお掛けし、心よりおわびします」としている。

最終更新:9月22日(木)10時51分

日刊スポーツ

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