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【オールカマー】吉田隼人 ゴールドアクターとの「信頼関係」はバッチリ

東スポWeb 9月22日(木)21時44分配信

【平松さとしの重賞サロン】吉田隼人騎手がデビューして間もない2004年、彼を誘い兄の豊騎手と一緒に食事をした。

 その後、騎乗停止中だった隼人騎手を誘いドバイへ行った際、彼は言った。

「兄貴と一緒に食事なんて平松さんと行って以来、行っていませんよ」

 これが10年の話だからその時点で6年は行動をともにしていないのだと言う。不仲?と思った私はその後、隼人騎手に兄の話をしなくなった。

 隼人騎手は15年11月にアルゼンチン共和国杯をゴールドアクターで優勝。「ジャパンCに行ってほしい」という彼の願いとは裏腹に、同馬は有馬記念へ直行することになる。結果、ジャパンC当日、隼人騎手は骨折してしまい、グランプリ直行は彼にとって“吉”と出た。

 そして、見事にゴールドアクターは暮れの大一番を優勝。これが隼人騎手にとっても初めてのGI勝ちとなった。

 有馬記念当日、その日の騎乗を全て終えていた兄・豊騎手は帰路の車中で有馬記念の放送を耳にしたという。

「“やった!! 隼人が勝った!!”とうれしくなり、すぐに隼人と両親に電話をしました」と豊騎手。

 隼人騎手は言う。

「幼いころから兄は憧れの存在。同じGI騎手になれて少しは追い付けたかと感じました」

 憧れの対象ゆえに距離を保って兄を追いかけた弟。その名パートナー・ゴールドアクターが今週のオールカマー(日曜=25日、中山芝外2200メートル=1着馬に天皇賞・秋優先出走権)に出走する。「中山は合うし、信頼関係ができている」と隼人騎手。期待しよう。

最終更新:9月22日(木)21時44分

東スポWeb

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