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警官が黒人男性射殺、抗議デモ激化 米ノースカロライナ

朝日新聞デジタル 9月22日(木)18時54分配信

 米ノースカロライナ州シャーロット市で黒人男性が警察官に射殺される事件が20日に起き、市内で抗議デモが激しくなっている。21日夜には抗議者の1人が何者かに銃で撃たれて重体となり、州知事は非常事態を宣言して沈静化をはかっている。同市警によると、21日夜から22日未明にかけてデモで9人が負傷し、44人が逮捕された。市警は、抗議者に向けて発砲はしていないとしている。

 AP通信によると、発端はキース・スコットさん(43)が警察官に射殺された事件。警察側は「銃を持っていた」と主張しているが、周囲にいた人は「本を手に持っていた」と話し、住民と警察の対立につながった。20日夜にはデモ隊が高速道路を封鎖し、16人の警察官が投石で軽傷を負うなどした。21日もデモが続き、警察が催涙ガスを使って退散させるなどした。

 米国では16日にも、オクラホマ州タルサで丸腰の黒人男性が警察官に撃たれて死亡する事件が起きた。発生時の様子を撮影したビデオでは、男性が手を上げながら撃たれる様子が映っており、警察が捜査を始めている。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

最終更新:9月23日(金)0時25分

朝日新聞デジタル