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<対北朝鮮>安倍首相、イラン大統領に軍事協力断絶を要請

毎日新聞 9月22日(木)21時51分配信

 【ニューヨーク高本耕太】安倍晋三首相は21日夕(日本時間22日早朝)、ニューヨーク市内でイランのロウハニ大統領と会談した。首相は核実験などを繰り返す北朝鮮との「軍事協力の断絶」を要請。ロウハニ師は「いかなる地域でも大量破壊兵器の開発は安定に資さない」と述べた。

 首相は「朝鮮半島非核化のメッセージを共に発信したい」と述べ、北朝鮮による拉致問題解決への協力も求めた。ロウハニ師は「拉致はいかなるものでも非人道的であり、非難する」と述べた。

 首相はイランと主要6カ国が昨年7月に達した核合意について、「合意の順守を評価し継続を重視している」としたうえで、「さまざまな分野で地域大国たるイランとの関係が進展していることを歓迎する」と述べた。ロウハニ師が首相をイランに招請したのに対し「しかるべき時期に訪問したい」と述べ、意欲を示した。

 また、安倍首相は21日昼(日本時間22日未明)、トルコのエルドアン大統領とニューヨーク市内のホテルで会談した。首相は7月にトルコで発生したクーデター未遂事件に触れ、「難局を乗り越えたことを友人としてうれしく思う。トルコ国民が示した団結に敬意を表する」と述べた。事件後、両首脳の会談は初めて。

 エルドアン氏は「両国間の貿易投資を拡大したい。円借款による支援も重要だ」と述べ、両首脳は経済に加えて学術分野などでも2国間協力を強化していくことで一致した。

最終更新:9月22日(木)21時51分

毎日新聞