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<プロ野球>束になって王者なぎ倒す 日本ハム

毎日新聞 9月22日(木)22時15分配信

 ○日本ハム5-2ソフトバンク●(ヤフオクドーム・22日)

 2カ月も勝利に見放されていた有原が粘って試合を作り、野手が攻守で後押し。抑え不在の救援陣もしのいだ。日本ハムがソフトバンクとの天王山で2連勝。3連覇を狙う王者を、束になってなぎ倒した。

 7月22日の10勝目を最後に6連敗の有原を、栗山監督は「お前の前半戦のおかげでここまで来られた」と送り出した。序盤は球が上ずり、一回は中村晃にソロを浴びた。だが、コンビを組んできた市川に代わってマスクをかぶった大野は、まずは直球で腕を振らせ、「自信を持って投げていた」と感じたフォークの連投など、変化球主体で勝負した。

 四回も先頭の松田に二塁打を浴びたが、後続をフォークで3者連続空振り三振。6回2失点と粘りの投球を見せた有原は「貢献できていなかったが、大事な試合を取れて本当に良かった」と大粒の汗を拭った。

 苦しんできた有原を野手陣ももり立てた。二回2死満塁から逆転の2点右前適時打を放った西川は、五回の守備で高谷の左翼線への飛球を滑り込みながら好捕し、「今年一番のプレー」(西川)と高い集中力で支えた。1点リードの七回には、4番・中田が「何とか援護したかった」と右越え2ランを放ち、試合を決定付けた。

 6月下旬に最大で11・5差もあったソフトバンクとの差をひっくり返した日本ハム。残り7試合。あとは4年ぶりの頂点へ向けて、点灯した優勝マジック6を全力で消化するだけだ。【江連能弘】

最終更新:9月22日(木)22時15分

毎日新聞

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