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東京五輪へ向けU―23W杯代表はベストな選手の選出を

スポニチアネックス 9月22日(木)10時9分配信

 「第1回U―23ワールドカップ(W杯)」が10月28日からメキシコで行われる。12球団から現時点で50人前後の推薦リストが日本野球機構(NPB)に渡されており、10月中旬にも最終登録メンバー24人が決定される。今回は3分の2以上がプロ、残りの3分の1が社会人から選抜される方針は決まっている。

 プロの推薦リストは公表されていないが、楽天はドラフト1位のオコエをリストに入れていると聞く。ただ、各球団から伝え聞く範囲で言えば「ベストな選手」がリスト入りしている印象は受けない。しかも本来であれば、推薦という形を取るのではなく、監督(巨人の斎藤2軍監督が現時点で有力といわれている)が、クライマックスシリーズに出場する球団の主力選手や、トップチームに入る選手(例えば、日本ハムの大谷)を除いて、23歳以下の全選手の中から、選手を選ぶ形が選考のあるべき姿だ。

 10月末から11月上旬の大会期間は、ちょうど各球団が秋季キャンプを行っている。当然、23歳以下の若手は各球団にとって「強化指定選手」となっているだろう。来季に向けて鍛えるべき重要な時期だ。しかし、各球団の事情で招集選手が制限されるなら「代表」の冠は色あせる。

 国際大会が選手の爆発的な成長を呼ぶという実績もある。14年11月に台湾で開催された「U21W杯」には巨人・田口、広島・鈴木が出場した。田口は大会後に「同年代の選手であっても、意識の高い選手が多くいた。負けたくない」と話していた。その後の飛躍は言うまでもない。鈴木は来年3月のWBCでトップチームに選出される可能性があるほど勢いがある。

 侍ジャパンは12歳以下からトップチームまでピラミッド型になった。すべての世代で、ベストの選手を選抜できる仕組みを構築していくことが究極の理想になるが、そのためには、まずプロの12球団が「国際大会は代表優先」という姿勢を示すべきではないかと思う。

 すべての大会でベストメンバーを組むことは難しい。しかし、20年には種目復活した東京五輪という大目標がある。23歳以下の選手はその時の中核にもなり得る世代だ。五輪へ向けた準備はもう始まっている。最終メンバーを見れば、大会をどう考えているか、12球団の本気度が見える。(記者コラム・倉橋 憲史)

最終更新:9月22日(木)10時10分

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