ここから本文です

なでしこ3騎手競演で燃えた!菜七子、初の一日3勝

サンケイスポーツ 9月22日(木)9時53分配信

 なでしこ3騎手初競演で菜七子が燃えた!! ルーキー・藤田菜七子騎手(19)=美・根本=は21日、地方10場目となる名古屋競馬場に初参戦。自身初の一日3勝をマークと大活躍した。地元の宮下瞳騎手(39)、木之前葵騎手(23)と一緒のレースでは勝てなかったが、存在感では2人の先輩に“完勝”。名古屋のファンに強烈なインパクトを与えた。

 長かった2カ月を乗り越え、菜七子スマイルがはじけた。6Rをローレンマックスで逃げ切り、7月18日の佐賀競馬以来となる勝利。ここから菜七子の“マジックショー”が幕を開けた。

 女性3騎手初競演の8Rは、国内女性騎手最多631勝を誇る宮下瞳騎手(2着)に続く3着だったが、木之前騎手には先着。9Rのアベックモアで再び逃げ切ると、12Rは、2番手から冷静に抜け出して快勝した。自身初の一日3勝を挙げる大活躍。名古屋のファンを大いに沸かせた。

 「小回りなので、積極的に前に行く競馬をしたいなと思っていました。2つの逃げ切りは狙い通り。乗せてくださったオーナー、調教師、厩務員さんに感謝ですね」と菜七子。12Rのデスドロップを管理する新山廣道調教師(63)も「スタートが良くて、指示通りの騎乗。100点満点だね」と絶賛だ。

 最後にファンに向け「優しい言葉をかけてくれてうれしかったです。3勝することができたのは皆さんのおかげ。また来たいです」と、この日一番の笑顔を見せた。追う姿も着実に力強さを増してきた菜七子。中央で久々の勝利を挙げる日も近そうだ。 (花田隆)

 ◆宮下瞳騎手 「馬の邪魔をせず、あたりが柔らかいですね。7戦3勝は立派。きょうは“菜七子マジック”でしたね。菜七子ちゃんには何回も何回も来てほしいです」

 ◆木之前葵騎手 「まずパドックに出て人が多いなと。菜七子ちゃんが引き寄せたのかな。先入観がなく、失敗を恐れない騎乗ですね。ぜひまた名古屋に来てください」

★売り上げ増145%

 21日の名古屋競馬は、“菜七子効果”が顕著に表れた。入場人員は前年比157・9%の2664人、売り上げも同144・5%の2億4549万4800円と大幅増。開門前には普段の2倍にあたる約100人が行列を作るなど、菜七子フィーバーは続いている。

最終更新:9月22日(木)9時53分

サンケイスポーツ

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ