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(朝鮮日報日本語版) 北核実験:米戦略爆撃機、非武装地帯付近上空で北をけん制

朝鮮日報日本語版 9月22日(木)9時24分配信

 米国は北朝鮮による5回目の核実験に対する軍事対応の一環として、長距離戦略爆撃機B1B「ランサー」2機を13日ぶりに韓半島(朝鮮半島)上空に飛ばし、北朝鮮をけん制した。米国がB1Bを飛ばすのは8日に続いて2回目。

 この日、グアムのアンダーソン航空基地を出撃した2機のB1Bはミサイルや精密誘導弾などで武装し、非武装地帯(DMZ)から30キロ離れた京畿道抱川市の在韓米軍ロドリゲス射撃場上空を経て、京畿道烏山の空軍基地に飛来。うち1機は烏山基地に着陸した。米戦略爆撃機がDMZ周辺を経て烏山基地に着陸するのは非常に異例だ。今月13日にも2機のB1Bが韓半島上空を数十分にわたり飛行してからグアム基地に戻ったが、このときは武装していなかったため「ただのエアショー」という批判を受けていた。そのため今回のB1Bの動きはこの批判を意識していたようにも見受けられる。

 在韓米軍司令部はこの日「大韓民国の防衛に対する米国の持続的かつ堅固な公約の一環として、米空軍のB1B戦略爆撃機が今日グアムを飛び立ち、烏山空軍基地に着陸した」と明らかにした。また韓国軍関係者も「飛来したB1Bは地下施設を破壊する精密誘導弾などを搭載した状態で抱川の米軍射撃場上空を飛んだ。これは有事の際、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長ら北朝鮮のトップが隠れる地下バンカーなどをピンポイント攻撃できることを示すためだ」とコメントした。B1Bは最高速度マッハ1.25、兵装の最大搭載量57トンで、米軍の戦略爆撃機の中では最も高速でかつ多くの兵器を積むことができる。

 さらに来月中旬には米原子力空母「ロナルド・レーガン」が西海(黄海)と済州島南西海上で行われる韓米合同の空母機動部隊演習に参加し、北朝鮮の軍事施設を攻撃する演習を行うなど、今後も米国の主力部隊は相次いで韓半島に派遣される予定だ。

最終更新:9月22日(木)9時27分

朝鮮日報日本語版