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(朝鮮日報日本語版) 北核実験:拡張した韓国大統領府地下バンカー、機器・施設も最新化

朝鮮日報日本語版 9月22日(木)9時27分配信

 韓国大統領府がいわゆる「地下バンカー」と呼ばれる「国家安保室危機管理シチュエーションルーム」を2倍に拡張するなど、大幅な改造を行っていたことが21日までに分かった。シチュエーションルームは大統領が国家安全保障会議(NSC)を開催し、有事の際に直接指示を下すコントロールタワーとしての役割が期待されている。大統領府の関係者は「今回のシチュエーションルーム拡張と改修工事は昨年の1月から始め、昨年8月ごろには終わったと聞いている」とコメントした。

 これに先立ち国会は、2015年度の大統領府予算にシチュエーションルーム関連施設改修に24億ウォン(現在のレートで約2億2000万円)の予算を承認しており、大統領府はこの予算で工事を進めていた。今回の改修でこれまで132平方メートル(約40坪)だったオフィスの広さは、物品の配置の見直しなどで260平方メートル(約80坪)にまで広くなった。さらに老朽化したパソコンなども最新のものに入れ替え、大型スクリーンも新たに設置した。

 地下バンカーはかつての故・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の時代、有事に待避できるよう地下に設置され、北朝鮮からの砲撃などにも耐えられる構造になっているという。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2003年には、米ホワイトハウスの地下にあるシチュエーションルームを参考に大掛かりな改修を行い、通信や映像用の機器も設置した。しかし広さに余裕がなかったため「有事の際にNSCや緊急閣僚会議などを開催するには広さが不十分」といった指摘が相次いでいた。

 シチュエーションルームは安全保障上の問題が発生したときや大規模災害の際、関連する情報を集約して対応を指示することになっている。韓国軍はもちろん、国のさまざまな機関や施設とも直通電話でつながっているという。

最終更新:9月22日(木)9時27分

朝鮮日報日本語版