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新幹線と縁が深いミネラルウォーター 国鉄が始めJRが受け継いだ水の商い

乗りものニュース 9月22日(木)7時0分配信

新幹線のトンネル工事で

 さまざまな種類があるミネラルウオーター。そのなかには、新幹線と縁が深いものもあります。JR東日本の駅にある自動販売機や店舗などで販売されている「From AQUA」です。同社グループのJR東日本ウォータービジネスの商品ですが、単に「JRが扱っているから新幹線と縁が深い」というわけではありません。

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 この「From AQUA」は群馬、新潟県境にそびえ、「日本百名山」として知られる谷川連峰(谷川岳)から湧き出た天然水。「From AQUA」はルーツが、その谷川連峰の下を通って東京と新潟を結ぶ上越新幹線のトンネルにあるのです。

 上毛高原駅(群馬県みなかみ町)と越後湯沢駅(新潟県湯沢町)とのあいだにある、長さ22.2kmの上越新幹線・大清水(だいしみず)トンネル。1971(昭和46)年からその工事が始められますが、1978(昭和53)年8月、そこで毎分33トンにもおよぶ凄まじい出水が発生。トンネル工事の大きな障害になってしまいます。

 それを克服し、大清水トンネルは1979(昭和54)年に完成。障害になった湧水は融雪作業で使われるようになりますが、ここで作業スタッフが“あること”を発見していたそうです。

国鉄が水を調査した結果…

 上越新幹線の大清水トンネル内で、作業スタッフが発見していたこと。それは「その湧水がおいしいこと」だったそうです。

 これを受けて国鉄(当時)は、谷川連峰の天然水を商品にすることを企画。水質調査を実施したところ、大清水トンネルの上にある谷川岳に降った雨や雪融け水が、様々な地層を通り抜け、おいしい水になって湧き出ていることが判明したといいます。

 ちなみに、大清水トンネルと並行するように在来線(上越線)の清水トンネルも谷川連峰の下を通過しており、川端康成の小説『雪国』冒頭にある「国境の長いトンネル」は、この清水トンネルのこととも。

 さて、この谷川連峰の天然水、1984(昭和59)年にまず群馬県内で販売が開始されますが、そのとき、商品名は「From AQUA」ではありませんでした。

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最終更新:9月22日(木)8時58分

乗りものニュース