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【卓球】福原愛、来年5月の世界選手権で夫・江宏傑と混合ダブルス出場も

スポーツ報知 9月22日(木)5時0分配信

■1日婚姻届提出

 リオデジャネイロ五輪卓球女子団体銅メダルの福原愛(ANA)が21日、都内のホテルで会見し、台湾男子代表の江宏傑(ジャン・ホンジェ=ともに27)と1日に結婚したことを発表した。会見には2人そろって参加。混合ダブルスについて「機会があれば挑戦したい」と前向きに話し、早ければ来年5月の世界選手権(ドイツ・デュッセルドルフ)で夫婦ペアが実現する可能性が出てきた。2人は22日に台湾で結婚報告会見を行う。

【写真】笑顔でお互いを見つめる福原愛と江宏傑

■2日に台湾でも会見

 テレビカメラ17台、報道陣115人を前に、振り袖姿で登場した福原は満面の笑みだった。「日本中の方に小さい頃から支えていただき、きょうという日を迎えることができた。感謝の気持ちでいっぱいです」と切り出し、壇上で夫を紹介した。1日に都内、その後に台湾で婚姻届を提出した後、初めての2ショット。左手薬指には江が台湾でオーダーメイドした、卓球のボールをあしらったダイヤの指輪が光っていた。五輪後には江から台湾の新居の鍵を渡され「この家の主人になってください」と言われたことを会場で再現するなど、幸せの絶頂だ。

 これからも互いを支えながら競技を続けていく。福原は「彼からどんな選択をしても応援していくと話してもらえた。私が頑張ることで後輩たちに切り開くことができればいいな」と、夫婦生活を大切にしながら東京五輪を目指す考えを明かした。

■昨年から国際ペア出場可に

 その中で期待されるのが、混合ダブルスでの世界選手権出場だ。昨年大会から15年ぶりに国際ペアでの出場が可能に。ダブルスで福原は昨年の世界選手権で第1シードになったことがあり、江も国際大会で優勝経験がある。実績ある夫婦ペアだけに、実現すれば一躍メダル候補になる。江が「機会があればトライしてみようと思います」と語ると、福原も「彼の考えを初めて聞きましたが、私もそう思います」と笑顔で応じた。

■当面新生活を重視

 福原はリオ五輪で上位選手を破っており、来年以降も石川佳純(23)=全農=らとともに代表入りできる位置に残っている。当面は「新しい家族の方に軸を置きたい」と試合復帰は意識せず、江が秋から活動するチェコや練習拠点のドイツ、そして台湾、日本を行き来しながら夫婦生活を送る予定。さまざまな経験を積んで、さらに強くなった妻・福原愛でコートに帰ってくる。(遠藤 洋之)

 ◆福原 愛(ふくはら・あい)1988年11月1日、仙台市生まれ。27歳。3歳から卓球を始め、当時の最年少記録を次々更新。02年釜山アジア大会で国際主要大会初出場し、団体銅メダル。03年パリ世界選手権シングルス8強。五輪は04年アテネ、08年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと4大会連続で出場し、ロンドンで団体銀。リオではシングルス4位、団体銅。世界ランク9位。右利き。155センチ、48キロ。

 ◆江 宏傑(ジャン・ホンジェ)1989年2月22日、台湾・新竹市生まれ。27歳。08年プロツアー・グランドファイナル21歳以下の部優勝。09年ユニバーシアードではシングルスと混合ダブルスの2冠。13、15年の同大会では男子ダブルス金メダル。14年東京世界選手権団体戦銅。16年リオ五輪は団体戦代表で1回戦敗退。最新の世界ランクは79位。右利き。180センチ、70キロ。

 ◆国際ペア 国・地域の違う選手がペアを組むこと。世界選手権では73年大会の女子ダブルスで浜田美穂がルーマニア選手と組んで優勝したが、2000~14年は国際ペア結成が禁止に。15年大会から再び可能となり、混合ダブルスでは許キン(中国)、梁夏銀(韓国)組が決勝で日本の吉村真晴、石川佳純組を破り金メダルを獲得している。

最終更新:9月22日(木)5時0分

スポーツ報知