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水稲被害355ヘクタール 16号上陸、豪雨宮崎県延岡市

日本農業新聞 9月22日(木)7時1分配信

 台風16号の上陸から一夜が明けた21日、農業被害の状況が明らかになってきた。20日朝までの24時間降水量が445ミリと観測史上最高を記録した宮崎県延岡市では、収穫を控えた水稲の3割で冠水、倒伏した他、土砂が水田に流れ込んだ。JA延岡は適期に稲刈りができるよう対応を急ぐ。

 JAと行政の調査によると同日現在、管内の水稲面積約1300ヘクタールのうち355ヘクタールが被害を受けたことが判明。道路に水が流れ込んで調査に入れない地域もあり、被害はさらに広がりそうだ。JAは「最終的に400~500ヘクタールの水田が被害を受けたのではないか」(営農部)と推測する。

 今後懸念されるのが収穫への影響だ。水田から水は引いたが、土砂や流木が残り、コンバインで収穫する際、異物が機械に入り込むと故障の原因になる。このため10月上旬の収穫期を前に、JAは見回りを強化する方針。水稲がどろ水をかぶっても、もみすりで表面の土を取り除くことができるため、出荷には問題ないという。

日本農業新聞

最終更新:9月22日(木)7時1分

日本農業新聞