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サセボの異質さ伝える写真展 出身の松尾修さん 魅力、要因探る30点

長崎新聞 9月22日(木)9時13分配信

 長崎県佐世保市出身の写真家、松尾修さん(46)=東京都在住=の写真展「サセボプロジェクト 01-03」が、同市万津町のレストラン「RE PORT」で開かれている。松尾さんは「地元の人は『佐世保って何もないでしょ』というが、その概念を覆したい。ここにしかない特殊な魅力があると知ってほしい」と呼び掛けている。25日まで。

 1991年、日本大芸術学部写真学科に入学。同じころから雑誌編集部でカメラ助手を始め、「写真の魅力に、どんどんはまっていった」。2001年に東京に個人事務所を設立し、広告や雑誌用の写真撮影などを手掛けてきた。

 一方で、地元の“異質”さを再認識した。山と海に囲まれた地形の中に、造船所や米海軍施設が立ち並び、日米の文化が共存する不思議な街。そんな古里の異質さの要因を写真で探る「サセボプロジェクト」を14年から始め、帰省するたびに街にレンズを向けた。

 今回はこれまでに出版した写真集3冊をまとめ、初めて市内で展示会を開いた。夜の外国人バー街で暮らす人々や、坂と造船所が織りなす風景、造船所で働く男の姿など、えり抜きの約30点を並べた。

 16日は佐世保の隠された面白さや可能性を発見、リポートするボランティア団体「SASEBO re:port(リポート)」のメンバーと、トークイベントを開催。「写真が捉えた佐世保の『異質さ』とそのオリジナリティー」を主題に、「日常に溶け込んでいるが、この街ならではの風景ばかり。これからも、いろんなことに挑戦したい」などと語った。

長崎新聞社

最終更新:9月22日(木)9時13分

長崎新聞