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全国でも珍しい、子ども眼鏡専門店に注目 品数豊富、保証充実で人気

埼玉新聞 9月22日(木)10時30分配信

 テレビや携帯ゲームの普及を背景に子供の視力低下が早期化する中、14歳までを対象とした子ども用眼鏡の専門店「こども眼鏡館」(埼玉県さいたま市見沼区東大宮7の56の6)が注目を集めている。800本以上の豊富な品ぞろえや充実した保証内容が人気の理由。子供に特化した眼鏡の専門店は県内初で、全国的にも珍しいという。

■機能的でオシャレ

 こども眼鏡館は、埼玉県と千葉県で眼鏡店を7店舗展開するメガネマーケット(さいたま市大宮区、久賀きよ江社長)が今年3月にオープン。子育て支援の一環で、第二産業道路沿いにあった店舗を子ども専門店としてリニューアルした。大きな眼鏡が描かれた屋根とカラフルな店名が目印だ。

 広々とした店内には、今はやりの商品を中心に機能的でオシャレな眼鏡がずらりと並ぶ。「トマトグラッシーズ」はフレームが軽く弾力性に優れ、成長に合わせてツルの長さや鼻パッドの高さも調節できる。世界各国で売れている乳幼児に人気の商品だ。

 小学生の男子にはアディダス、女子にはジルスチュアートといったブランドメガネが人気。そのほか、超軽量スニーカー「瞬足」とコラボした眼鏡や、世界で愛用されているレイバンの子ども用サングラスなど、バラエティーに富んだ商品を取りそろえている。

■購入後も安心

 成長期の子どもは、レンズの度数が変わりやすい。元気いっぱいに動き回るため、眼鏡を壊してしまうことも多々ある。購入後も安心して使えるよう、保証内容を充実させているのも大きな特長だ。

 レンズは2年間2回まで無料で交換。傷や破損のほか、度数の変更にも対応している。フレームは1年間1回まで、無料で修理・交換。紛失した場合は、1年間1回まで半額で新品を提供する。

 価格はフレームとレンズを合わせて2~3万円ほど。仲村隆一店長(24)は「一般の店舗では子ども用眼鏡の品数は20~100本程度、レンズの保証は1年以内で交換1回というケースが多い。豊富な品ぞろえと充実した保証が当店の強み。県外から来るお客さまもいます」と笑顔を見せる。

■親子の心に寄り添う

 総務省の人口推計(8月22日公表)によると、国内の総人口約1億2700万人のうち、0~14歳が占める割合は12・6%。眼鏡の使用率も大人と比べて低く、子ども用眼鏡の専門店は大きなビジネスにはなりにくい。それでも出店に踏み切ったのは、「“子育て応援企業”として、若い夫婦や子どもに笑顔で快適に暮らしてほしいとの思いがあった」(久賀社長)からという。

 子どもは眼科医の診断の下、弱視や強度近視などの治療で眼鏡を掛けることが多い。治療優先のため、多くの種類の中から選べるという環境は少なく、度が強く分厚いレンズの眼鏡だと、からかわれて心の傷になってしまうこともあるそうだ。

 久賀社長は「どうせなら体にも心にも負担なく、オシャレで素敵な眼鏡を楽しく掛けてほしい。保証を充実させているので、親御さんも経済的負担が少なくて済み、心に余裕を持って子どもに接していただける。親子の心に優しく寄り添うお店を目指している」と力を込める。

 店舗は年中無休。営業時間は午前10時~午後7時。問い合わせは同店(電話048・684・2772)へ。

最終更新:9月22日(木)10時30分

埼玉新聞