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八戸市新美術館、事業費21億円 市が基本構想

デーリー東北新聞社 9月22日(木)11時30分配信

 八戸市は21日、2020年秋以降のオープンを目指す新美術館について、整備の方向性を示す基本構想を公表した。建設場所は、現在の美術館や青森銀行八戸支店を含むエリアを想定。隣接する八戸消防本部跡地に支店を移転してもらう形で、周辺を同行と一体的に整備し、延べ床面積は現美術館の2~3倍以上を確保する。総事業費は21億円をめどとし、半額は国の補助を見込む。設計者は16年度中に公募型の企画提案(プロポーザル)方式で選定し、施設は19年度までに建設する。

 同日の市議会屋内スケート場・スポーツ文化施設建設特別委員会で明らかにした。

 建設を予定していた現在地と隣接地の市有地は形状がいびつで、市は同行と土地の等価交換などを含む協力態勢を確認。具体的な建設場所は、8月の覚書締結段階で「検討中」としていたが、初めて配置イメージを示した。

 目指すビジョンは、素案と同じ「アート・エデュケーション・ファーム~種をまき、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館」。アートの力で市民の個性を引き出す取り組みを、戦略的に実施するとした。

 従来の美術館機能に、創作・表現活動の場となる「エデュケーションセンター」、交流や情報発信基地としての「アートセンター」の機能を加える。

 整備に当たっては、活気のある「ワイガヤエリア」と、作品と向き合える非日常的な「シーンエリア」に分け、二つのエリアを効果的につなぐ空間づくりに努める方針。

 16年度の設計業者選定、17年度の基本・実施設計を経て、18~19年度で建設工事を進める。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月22日(木)11時30分

デーリー東北新聞社