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富岡で移動販売開始 「走るスーパー」準備宿泊住民の支えに

福島民友新聞 9月22日(木)12時0分配信

 イトーヨーカ堂は21日、富岡町の国道6号沿いで震災前にスーパーなどの複合商業施設として営業していた旧「Tom―とむ」の駐車場で、移動販売車による生鮮食品や日用品などの販売を始めた。富岡町では避難指示解除を判断するための準備宿泊が行われており、住民の利便性向上が期待される。

 久しぶりに自宅に戻った住民の生活を支える「走るスーパー」は、4トントラックを移動販売用として独自に開発された。保冷設備を備え、牛・豚・鶏肉のほか、カツオ、メバチなどの魚、野菜、日用品など約500品目を販売する。現金のほかクレジットカードも使用できる。営業は水、金曜日の週2日で、時間は午前11時30分~午後3時。

 「Tom―とむ」跡地では、公設民営の複合商業施設の営業が順次始まることになっており、ホームセンターのダイユーエイトが11月下旬、スーパーのヨークベニマルが来年3月に開店する。移動販売車の営業はスーパーが開店するまでの間のみとなる。

 現地で行われた式典で、宮本皓一町長は「富岡町だけでなく、双葉郡になくてはならない施設として親しまれるよう取り組む」と述べた。福島相双復興官民合同チームの福井邦顕チーム長らと共にテープカットして販売開始を祝った。

福島民友新聞

最終更新:9月22日(木)12時0分

福島民友新聞