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容疑者4カ月の鑑定留置 責任能力は来年判断

カナロコ by 神奈川新聞 9月22日(木)11時10分配信

 相模原の障害者殺傷事件で、横浜地検は21日、殺人などの容疑で送検された元施設職員の男(26)の刑事責任能力を調べる鑑定留置を開始したと明らかにした。期間は同日から来年1月23日まで。

 医師の意見を考慮して約4カ月間の期間を横浜地裁に請求し、認められた。地検は鑑定結果を踏まえ、1月下旬に起訴の可否を判断する方針。津久井署捜査本部は、期間中に負傷者に対する殺人未遂容疑などの捜査を進める。

 男は2月、衆院議長公邸に持参した施設襲撃予告の手紙に「心神喪失による無罪」などと記し、自身の責任能力は認められないと主張。逮捕後は「障害者なんていなくなればいい」などと供述していた。

 地検は専門医の鑑定を基に、事件当時の精神状態を見極める。また、社会心理学などの専門家からも意見を聞き、事件に至った背景の解明を目指すという。

最終更新:9月22日(木)11時10分

カナロコ by 神奈川新聞