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政策提言へ団体結集 30日に「連絡会議」設立

カナロコ by 神奈川新聞 9月22日(木)12時10分配信

 川崎市内の各種団体幹部が業種や分野を超えて連携する「市地域団体連絡会議」を今月末に結成することが21日、分かった。市政への政策提言を目的に横断的に連携する組織。2020年東京五輪や24年の市制100年をにらみ、川崎のさらなる発展を目指して活動していく。来年秋に控えた市長選にも絡む可能性がある。

 設立発起人には市観光協会会長・川崎港振興協会会長の斎藤文夫氏や市医師会会長の高橋章氏ら市内を代表する団体幹部ら約40人が名を連ね、発起人代表世話人は川崎商工会議所会頭の山田長満氏が務める。副市長を今年3月末に退いた砂田慎治氏も発足準備に協力している。

 設立趣意書では「複雑・多様化する市民ニーズに応え、市制100年を迎える『川崎市』をさらに発展させるには、地域で活動する団体が分野ごとの枠や業種を超えた横断的な情報交換を行い、対応策を立案し、市政に積極的に提言し実現していく地域力の強化が非常に重要になる」と目的を記している。

 設立総会を今月30日に川崎区内のホテルで開き、会長と役員を選出し活動をスタートする。すでに総会の案内状を市内の約200団体に送付している。労働団体の川崎地域連合幹部らも参加する方向だ。

 川崎市政を巡っては福田紀彦市長の任期満了(来年11月18日)に伴う市長選が来年秋に控え、福田氏の再選出馬は当然視されている。設立趣意書に市長選に関する記述はないが、市政に物申す活動を展開する中で市長選への対応が重要な議題の一つとなる可能性もある。

 前回の13年市長選では自民・公明・民主推薦の元総務官僚と共産党推薦の女性候補を、福田氏が破って初当選を果たした。設立総会には福田市長が招かれており、講演を行う予定。

最終更新:9月22日(木)12時10分

カナロコ by 神奈川新聞