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辺野古判決「国の代弁者」と批判 那覇で抗議集会

沖縄タイムス 9/22(木) 9:25配信

 名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は21日、国と県の「辺野古違法確認訴訟」で翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを違法とした福岡高裁那覇支部の判決に抗議する集会を那覇市の県民広場で開いた。参加した1500人(主催者発表)が、判決は「辺野古が唯一」とする国の主張を一方的に受け入れたとして反発し、翁長知事を支え辺野古阻止を実現することを確認し合った。

 共同代表の稲嶺進名護市長は「不当な判決には屈しない。最高裁やその後も闘い続け、絶対に負けないことを確認する集会にしよう」と連携を呼び掛けた。高里鈴代共同代表も「失望と怒りがあるが絶望はしていない。憲法や地方自治を尊重するべき司法が国の代弁者となった。長い間差別を受けているわれわれは決して(判決を)受け入れない」と批判した。

 県側弁護団の竹下勇夫弁護士は「判決は問題が満載。最高裁で是正してもらわないといけないことを上告理由として取りまとめ、公表する」と説明。大きな問題点として、埋め立てで発生する不利益を考慮せず「辺野古が唯一」と断定したこと、辺野古がなければ米軍普天間飛行場が固定化される二者択一を裁判所が迫っていることなどを挙げた。

 翁長雄志知事はメッセージを寄せ、「長い闘いは続くかもしれないが、負託を受けた知事として辺野古に新基地を造らせない信念を貫く」と決意を表明。大会ではアピール文も採択し「この国に真の民主主義、地方自治があるなら沖縄の民意に寄り添い、声に真摯(しんし)に耳を傾けてほしい」と全国民に訴え、日米両政府に新基地断念、オスプレイ配備撤回、普天間の閉鎖・撤去を要求した。

最終更新:9/22(木) 9:25

沖縄タイムス

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