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ジョジョの荒木さんがお守り

紀伊民報 9月22日(木)17時0分配信

 和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)は22日、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦さん(56)がデザイン画を担当したお守りを披露した。荒木さんならではのタッチで熊野古道とスペイン「サンティアゴ巡礼道」という二つの世界遺産の道が表現され、和合の願いが込められているという。同日から本宮大社で参拝者への授与を始めた。

 お守りは「和の守」と命名。緑色を基調に、片面に石畳の熊野古道と飛び立つ八咫烏(やたがらす)、もう片面にサンティアゴ巡礼道やシンボルであるホタテ貝などを表現している。大きさは幅6センチ、縦9センチで、初穂料は2千円。1人3体まで。

 荒木さんは15年ほど前に作品の取材で熊野古道を歩いたことが縁で九鬼宮司(60)と知り合い、これまでも何度か本宮大社を訪れている。九鬼宮司が荒木さんに協力を求めたところ快諾。デザイン画を基に京都市にある会社にお守りの製作を依頼し「レピア織」という手法で仕上げた。

 九鬼宮司は「大変ありがたい。二つの巡礼道のつながりによって日本とスペインだけでなく、世界の人々が『和合』するようにとの願いを込めた。このお守りを通じて海外の人にも日本の心を知ってほしい」と話した。

 初めてお守りをデザインしたという荒木さんも「光栄。お守りのデザインは難しかったし緊張した。心を決めて何かに立ち向かうとき、また志半ばで道に迷ったとき、勇気が出るようにと願ってデザインをした。どこかへ旅に出る時、仕事でも恋でも戦いを挑む時にお持ちいただければ」と話した。

最終更新:9月22日(木)17時0分

紀伊民報