ここから本文です

台湾、南沙諸島の島の画像にモザイク処理要求 グーグルに

BBC News 9月22日(木)17時26分配信

台湾当局はグーグル社に対して、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)で領有権が争われている太平島(別名・イトゥアバ島)について、グーグル・アースの衛星画像をモザイク処理するよう求めた。衛星画像では、新しい軍用施設が4つ建設されたように見える。太平島については、台湾が実効支配しているが、中国とベトナムとフィリピンが領有権を主張している。

グーグル・アースの衛星画像では、新しい港と修復された滑走路の隣に、Y字型の構造物が4つ半円形に並んでいるのが見える。

台湾国防部の陳中吉報道官は21日、「軍事機密と安全を守るという前提条件のもと、重要な軍事施設の映像をぼかすようグーグルに要請した」と述べた。

海岸巡防署(海上警察に相当)もBBCに対して、グーグルと協議中だと認めた。撮影場所が軍事エリアだとグーグルは認識していなかったかもしれないと、海岸巡防署はみている。

海岸巡防署は、他の国が同じような立ち入り禁止区域の衛星画像を公表されたら、同じように問題視するはずだと話している。

グーグル社は台湾の要請を検討していると述べた。

タジ・メドウズ広報担当はBBCに対して、「安全保障上の懸念は非常に重大なこととして受け止めるし、公的機関や当局者と協議する用意は常にある」と話した。

グーグルはこれまで同様の要請に応じず、画像をぼかしたことはない。グーグル・アースの画像の大半は第三者から提供されたもので、複数の商用ルートで入手できるものが多いためとみられる。

オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は7月、太平島は「島」というよりは「岩」で、そのため周囲に最大200カイリの排他的経済水域(EEZ)を設定することは認められないと判断を示した。中国も台湾も共にこの判断は受け入れていない。

(英語記事 Taiwan asks Google to blur images from disputed island)

(c) BBC News

最終更新:9月22日(木)17時26分

BBC News

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。