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欧州債:超長期債の下げ幅縮小、日銀の影響弱まる-FOMC発表控え

Bloomberg 9月21日(水)16時22分配信

21日の欧州債市場では、日本銀行の政策調整に伴いドイツ30年債が売りを浴びたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えて下げ幅を縮めた。

日銀が10年物国債利回りがおおむね現状程度(0%程度)で推移するようコントロールすると発表したことを受け、ユーロ参加国の国債が下落した。

先物動向に基づく米利上げの確率はわずか22%で、市場ではFOMCの声明とイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が注目されている。

この日の取引ではスペインなど周辺国債が上げる場面があった。欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラムが引き続き支援材料となっている。

ラボバンク・インターナショナルの市場担当シニアエコノミスト、エルウィン・デフロート氏(ユトレヒト在勤)は、「現時点でこうした決定が実際にどのように作用するかを見極めるのは困難で、これが利回りが大きく動かなかった理由かもしれない」と発言。「ECBに何が実施できるかが引き続き注目されるだろう」と述べた上で、これで流れは変わらず、欧州債の利回りが低下するトレンドは続くだろうと付け加えた。

ロンドン時間午後4時3分現在、ドイツ30年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.59%。一時は0.62%まで上昇した。前日までの3営業日で5bp下げていた。同国債(表面利率2.5%、2046年8月償還)価格はこの日、0.679下げ152.152。

ドイツ2年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.65%。30年債との利回り格差は124bp。日銀の政策発表直後には127bpまで膨らんでいた。

スペイン10年債利回りは2bp上昇し1%。8日以来の低水準となる0.95%まで下げる場面もあった。同年限のイタリア国債利回りは3bp上昇の1.28%。前日までの2営業日で9bp低下していた。

原題:Europe’s Longer-Dated Bonds Pare Declines as BOJ Impact Wanes(抜粋)

Lukanyo Mnyanda

最終更新:9月22日(木)1時25分

Bloomberg

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