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<台風10号>岩泉支援強化へNPOが連携

河北新報 9月23日(金)10時19分配信

 東日本大震災の復興を後押ししてきた災害ボランティアやNPOがスクラムを組み、岩手県岩泉町で支援の動きを強めている。これまでに行政に先駆けてボランティア向け無料宿泊所を開設するなど、受け入れ態勢を整える役割を担った。

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 一般社団法人セーブ・イワテ(盛岡市)、NPO法人遠野まごころネット(遠野市)、NPO法人いわて連携復興センター(北上市)などの数団体が「いわてNPO災害支援ネットワーク」を結成した。今月初めに北上市に事務局、岩泉町に前線本部を設け、活動を始めた。

 施設・物件所有者の了解を得て、ボランティアの無料宿泊所を3カ所に開設。前線本部のある一般古民家は約10人、「セレモニーホールうれいら」は約50人が泊まれるようにし、龍泉洞観光会館駐車場を約50人収容できるキャンプエリアとした。

 担当者が宿泊希望の受け付けや現地の情報を発信するほか、町や町社会福祉協議会、各種団体との担当者会議を開いている。

 重機の使用や炊き出しの申し出など、ボランティア受付窓口の町社協が対応しきれないケースも増えている。ネットワークは震災復興支援の経験やノウハウを生かして町社協の業務をカバーする。

 セーブ・イワテ理事長の寺井良夫共同代表は「震災以降、NPO同士の連携機運が高まり、情報交換を続けてきた。岩泉の災害発生を受け、スムーズに組織化できた」と話す。

最終更新:9月23日(金)10時19分

河北新報