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中高年にうってつけの食材 クジラ肉の意外なパワーに注目

日刊ゲンダイDIGITAL 9月23日(金)9時26分配信

 疲れ気味のサラリーマンに朗報だ。高タンパクで低脂肪&低カロリーのスタミナ食として知られるクジラの肉が、慢性疲労や筋肉疲労の予防・改善にもいいという。

 クジラ肉というと、50代半ば以上のサラリーマンなら、懐かしく思う人が多いはず。そう、学校給食でよく食べた竜田揚げを思い出す。最近は居酒屋メニューでも見かけることが減ったので、20代、30代のサラリーマンには馴染みが薄いかもしれない。

■バレニン摂取で疲れ知らず

 日本捕鯨協会によると、そのクジラ肉、特に赤身肉に含まれるバレニンと呼ばれる成分が、抗酸化力を高めて“抗疲労力”をアップさせるという。習慣的にクジラ肉を取ることによって、疲れにくいカラダになるというわけ。何より、クジラがあの大きな体で数千キロも泳ぎ続けることができるのは、バレニンのおかげと推測されているのだ。

 また、クジラベーコンの白い脂の部分(畝須)や皮には、魚介類と同じEPAやDHAがたっぷり含まれ、動脈硬化や生活習慣病の予防の期待も大きい。最近は認知症改善効果の研究も進んでおり、中年世代にはうってつけの食材といっていいだろう。

 そんな中、月島の寿司処「如月」が、5月から「クジラコース」をスタートさせ、サラリーマンにウケている。

「先付け、刺し身、みそ焼き、空揚げ、紅白寿司、ハリハリ鍋、そして締めの雑炊のクジラ三昧です。予約制で1人前5000円(税別)ですが、40代後半より上の世代に好評です。当初は夏の間だけのつもりでしたが、通年メニューに変更する予定です」(山田倫生店主)

 ミンククジラやイワシクジラなど調査捕鯨のモノを使い分けている。臭いはないし、雑炊はダシが効いていて絶品。竜田揚げや皮刺し、自家製クジラのたれ、握りなど単品メニューもあるのでこちらからチャレンジしてみる手もアリ。

 クジラ初心者は、クジラの皮が1貫だけ入った「ランチ握り」(1300円・税別、月~金曜)からどうぞ。

最終更新:9月23日(金)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL