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〔米株式〕NYダウ、続伸(22日)☆差替

時事通信 9月23日(金)6時0分配信

 【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが緩やかになるとの安心感が広がり、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比98.76ドル高の1万8392.46ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同44.34ポイント高の5339.52と、2営業日連続で終値ベースの過去最高値を更新した。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4282万株減の8億5553万株。
 この日のダウは、海外株高の流れを引き継ぎ買い優勢で始まった後、高値圏を小幅なレンジで推移した。FRBは前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送ったほか、同時に発表したFOMC参加者の経済・金利見通しで、年内の利上げ回数の中心的な想定を前回6月時点の2回から1回に、長期の金利水準を3.00%から2.875%にそれぞれ引き下げた。これを受け、市場では利上げペースがより緩やかになるとの安心感が広がり、株が買われた。
 また、FOMC声明では年内利上げの可能性が示唆されたほか、9月の利上げ見送りに3人が反対したことも判明。「ある意味では(利上げに積極的な)タカ派的だったが、米景気に対する自信がぶれていないという点で好感された」(大手証券)との声が聞かれた。
 注目されていたFOMCを終え、市場の焦点は週明け26日から始まる米大統領選の候補者討論会に移っている。次期大統領をめぐる不透明感が高まり「債券市場がリスクを織り込み始めれば、株価には重しになるだろう」(同)との見方も出ている。
 個別銘柄(暫定値)は、デルタ航空が1.2%高、アマゾン・ドット・コムが1.9%高、アルファベットが1.4%高、USスチールが1.7%高、ファイザーが0.4%安、ターゲットが1.3%安。

最終更新:9月23日(金)9時26分

時事通信