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西国二十九番札所・松尾寺で展観始まる 京都・舞鶴

京都新聞 9月23日(金)10時1分配信

 西国三十三所巡礼が始まって1300年の記念事業として、二十九番札所の松尾寺(京都府舞鶴市松尾)で22日、収蔵品を公開する秋季展観が始まった。
 西国三十三所は近畿2府4県と岐阜県にある観音霊場。718年に始まったとされ、1300年となる2年後に向け、事業を展開している。
 境内の宝物殿では中国後漢時代、道教の霊山での逸話を題材にした絹本著色「終南山曼荼羅(まんだら)」や快慶作の「阿弥陀(あみだ)如来坐像」といった鎌倉時代の重要文化財のほか、同寺の歴史を伝える最古級の文書で1298年の大火の後に再興したことが分かる「徳治三年松尾寺再興啓白文」など貴重な品がそろう。
 松尾象空住職(57)は「じっくりと時間をかけて見てもらいたい」と話す。前期展示は10月23日まで。国宝「普賢延命菩薩像」や「西国三十三所巡礼縁起」などを出展する後期展示は同26日から11月23日まで。拝観料800円。

最終更新:9月23日(金)10時1分

京都新聞