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為替次第、連休谷間で持ち高調整の売り買い中心

ZUU online 9月23日(金)8時10分配信

飛び石連休の谷間ということでなんとなくのんびりとしている感じですが(自分だけかもしれませんが)、日米の金融政策が決まり、今度は結果を株式市場などで織り込んでいくことになりそうです。さらに米大統領選挙などが取りざたされるのでしょうが、日本での緩和継続、米国での通常モードへの回帰は続くのですから、特に大きな変化はないということです。日銀のETF(上場投資信託)買いの傾向が変わるということですから、「指数に影響の大黄な銘柄」にも変化があるかもしれません。日経平均でもTOPIXでもウェイトが高い銘柄に注目です。(「アルゴナビス」で検索してHPをご覧ください。参考資料を掲載しておきます)

日銀の新しい金融政策についていろいろと話も出てきているが、素直に好感してもいいと思います。長期金利を高くして短期金利を低くするということですから、長期金利=運用金利、短期金利=調達金利、と考えれば、低い金利で借りて(預けてもらって)、高い金利で運用できるということですから、金融機関にとってはプラス、そして一般事業会社にとっても「短プラ」が低下するということはとてもいいことだと思います。長期金利の上昇で住宅ローンを気にする向きもいるのでしょうが、固定金利ではなく変動金利が短期プライムレート連動ですから、引き続き低金利での住宅ローンが残り、特に影響はないと思います。

日本市場が休日中に米国でもFOMC(公開市場委員会)の結果が発表され、利上げがなかったことが好感されてドル安、株高となりました。これを受けて本日の日本市場は堅調な展開が期待されますが、為替次第という感じでもあり、円高気味となれば輸出株を中心に手仕舞い売りに押されそうです。連休の谷間ということで持ち高調整の売り買いが中心とみられ、目先的な過熱感から上値も重くなりそうです。ただ、これから金融緩和の効果を織り込んでくるということであり、金融株などを中心に堅調な展開が続きそうです。

堅調な展開が期待されながらも円高を嫌気して指数の上値も重そうです。しっかりと17,000円を超えてくるにはもう一段の円安、つまり米国の利上げを織り込む動きが必要ということであり、円安が進まないことには16,500円~600円水準を下値に堅調ながらも17,000円を意識すると上値も重くなってくるのではないかと思います。

■本日の投資戦略

日米ともに金融政策が決定、株式市場では素直に好感する格好となりました。目論見通りとはいかなかったのですが、ある程度想定されていた範囲であり、為替もいったん円高となったものの、落ち着いた雰囲気になっており、日米ともに株価の足を引っ張るほどの動きはありませんでした。

日銀の「追加措置」も決して「緩和」ではなく逆に「引き締め」という見方も出ていますが、マイナス金利に加えて長期金利の安定を促すということですから、運用に困っていた金融機関にとってもメリットはあると思います。あとはお金がしっかりと回るかどうかということですから、銀行などが積極的に貸し出しを増やせばいいということでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:9月23日(金)8時10分

ZUU online

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