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【巨人】ギャレ、逆転サヨナラ弾!2戦連続4打点、魔法の黒テープで開眼

スポーツ報知 9月23日(金)6時6分配信

◆巨人4x―3中日(22日・東京ドーム)

 巨人が助っ人の一振りで今季4度目のサヨナラ勝ちを収めた。1点ビハインドの9回2死から村田がヒットで出て、続くギャレットが23号中越え2ラン。球団の外国人では06年の李承ヨプ以来、10年ぶりの逆転サヨナラ弾となった。6番打者は、2試合連続で4打点と調子がうなぎ登り。DeNA、広島と戦うクライマックスシリーズ(CS)でも打ちまくってくれ!

 バックスクリーン左に打球が飛び込むと、ギャレットは顔を紅潮させて跳びはねた。「リラックスできていたから失投を逃さずに打てた。2位を死守するという目標があるので非常にうれしいよ」。1点を追う9回2死一塁、田島のスプリットをバットの真芯でぶったたいた。「一振りで勝敗を全く逆にするのは、バッターとして最大のやりがいだね」。23号2ランで試合をひっくり返し、ナインにもみくちゃにされた。

 自身にとってはパイレーツ時代の11年8月16日(カージナルス戦)以来となるサヨナラ弾。ビハインドからの劇弾は球団の外国人では10年ぶりだ。初回の左前2点打と合わせて2戦連続で4打点。絶好調の要因に挙げている「リラックス」の正体は、充実したジャパニーズライフだ。

 横浜の中華街に京都の清水寺…。各地の観光名所を訪れたが、中でもお気に入りなのが日本有数の繁華街・新宿だ。先日、キャシー夫人(26)、長男のジャクソン君(4)と歌舞伎町の「ドン・キホーテ」で待ち合わせ。数百軒の飲食店が集うゴールデン街を3人で歩き、ゴジラの頭部をかたどった「ゴジラヘッド」で知られる新宿東宝ビルで記念撮影した。「家族が喜んでいる顔を見るのが幸せな時間」。最後は高層ビル52階にあるレストランで絶景を眺めながら腹を満たしてリラックスし、自然体のプレーにつなげた。

 グラウンド内での工夫も実ってきた。開幕から東京Dの照明(LED)が合わず、本拠地での打率が1割台と低迷した。8月11日から、光を軽減するため目の下に屋外球場用の黒いシールを貼った。「ギラギラして見えていたのが、よく見えるようになった」。それ以降、東京Dでの打率は3割1分と高い。

 ギャレットは、CS最終ステージ(S)のマツダ、第1Sで使う可能性のある横浜ともに得意。また、第1Sが東京Dとなれば全3試合がデーゲームの予定だ。助っ人はデーゲームの打率が3割2厘(ナイターは2割4分4厘)と高い。短期決戦で不可欠なラッキーボーイになってくれそうだ。

 由伸監督は「こういう勝ちもうれしい。あとがないところで本当に素晴らしいバッティングをしてくれた」と絶賛した。チームは2位確定までの“マジック”を3として、23日から3位・DeNAと2試合を戦う。「勢いをつけてCSにいきたい」とギャレット。ベンチ裏の通路で試合観戦に訪れた愛息の頭をなで、愛妻とキスを交わすと、柔和な笑みが広がった。(中村 大悟)

 ◆日よけシールとは 米国では「アイブラック」とも呼ばれる。太陽光や競技場の照明が反射し、見えにくくなるのをさけるために目の下に貼る黒いシール。米国では野球やアメリカンフットボールの選手を中心に使用。60年ほど前はすす、みつろうなどを混ぜ、目の下に塗ったが簡単に取り外せたり、効果に差があると言われ現在ではシール状のものが主流。日本ではインターネットショッピングなどで約500~1000円で購入可能。

最終更新:9月24日(土)0時23分

スポーツ報知

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。