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さらに広がった華やかすぎるマカオの巨大統合型リゾート「ギャラクシー・マカオ」(第4回)

Impress Watch 9月23日(金)7時0分配信

 マカオのコタイ地区にある2011年5月開業の巨大統合型リゾート(IR)「ギャラクシー・マカオ」レポート、本稿が4回目で最終回。ギャラクシー・マカオは2015年5月に拡張され、約2倍に広がった。ホテル、ショッピングモール、レストラン、カジノなどが集まった施設になっており、概要は前回記事を参照してほしい。今回は、観光も交えた楽しみ方をレポートしよう。半島側の観光地や、ギャラクシー・マカオに隣接するブロードウェイ・マカオで行なわれているショーなどを紹介する。

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■ギャラクシー・マカオと同じ運営の「スターワールド・ホテル」

 マカオ半島側には、ギャラクシー・マカオを運営する「ギャラクシーエンターテインメントグループ(GEG)」のフラグシップホテル「スターワールド・ホテル」がある。2006年開業の39階建てで、二層が分割された特徴的なホテル外観は、遠くからもよく分かる。

 The American Academy of Hospitality Sciencesの5つ星や、ミシュランガイド・香港/マカオの2014年から2016年までトップクラス・コンフォートとして推奨されるなど、質の高いワールドクラスホテルだ。カジノが下層階や最上階にあるということもあり、リゾート感を楽しむというよりコンパクトに(エレベータ移動だけで済む)ゲーム主体に楽しみたい客層に人気が高いそうだ。

 また、場所もアミサデ通り(友誼大馬路)沿いという、カジノホテルが並ぶサンハウゴン(新口岸)エリアというロケーションで、観光の中心地となるセナド広場へは徒歩20分ほどで行ける位置にある。

 そして、このスターワールド・ホテルとギャラクシー・マカオ間は、無料のシャトルバスが5分~15分間隔で運行されている。乗車にはなにもチェックはなく、指定バス停で待って乗るだけ。スターワールド・ホテルではロビー前、ギャラクシー・マカオにはクリスタル・ロビーから発車し、ブロードウェイ・マカオを含めて基本的に循環している。しかも、車内では無料のWi-Fiも利用できる。このシャトルバスを、コタイエリアと橋を渡った半島エリアの移動にぜひ活用しよう。乗車時間は約20分。3つかかってる橋の中央はバスなどインフラ専用になっているので、渋滞の影響も少ない。

 なおこのシャトルバスは、このルートのみではなく、フェリーターミナルや空港や、セナド広場のあるSan Ma Lo(新馬路)など主要場所行きのルートもある。勝手が分かったら、うまく使いこなしてみると行動範囲がかなり広がるだろう。バスやタクシーは英語が通じない場合もあるので、使いこなすには少々難易度が高くなる。

■マカオ半島の観光は散歩気分で楽しめる

 シャトルバスで半島側に渡ってしまえば、有名観光スポットのほとんどは徒歩で回ることも難しくない。直線距離で2~3km程度のエリアに固まっている。たとえば、スターワールド・ホテルとセナド広場へは1.2km、聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)へは1.6km程度。景色を堪能しながらブラブラと散歩していれば着いてしまう距離だ。

 半島側では、アジアとヨーロッパの文化が入り混じった異国情緒あふれる街並みを楽しめる。また世界遺産も集中していて、見どころはたくさんある。歩道などの石畳は、広範囲にポルトガル統治時代そのままで残っていて、海をモチーフとしたデザインがなかなかかわいい。気ままに歩いてみよう。

■ブロードウェイ・シアターでエンタテイメントショーを楽しんでみる

 ひととおりの観光で疲れたら、ゆっくりエンタテイメントショーを楽しむのも一興。雨で徒歩で回るのがキツイときにもお勧めだ。マカオでは連日さまざまなショーが行なわれている。

 ここでは、ブロードウェイ・マカオ内のブロードウェイ・シアターで火曜以外連日16時から行なわれている「VIVA LA BROADWAY」を紹介しよう。チケットは座席によって、HKD120(自由席)~380(VIP席)になる。ブロードウェイと名乗るだけあり、とてもアメリカンなショー。言葉はほとんど不要で見ているだけで楽しませてくれる。

 また、ギャラクシー・マカオ内には3Dシネコンの「UA Galaxy Cinemas」もあり、10スクリーンでさまざまな映画を楽しめる。主に英語か中国語字幕ではあるが、日本の映画がラインナップされていることもある。また、「Director's Club」ルームは、団体貸切によるVIPサービスも行なっていて、好みの映画をプライベート感覚で楽しめる。席は全席リクライニングソファ。料理の提供も可能。

■本格四川、湖南料理レストラン「Feng Wei Ju」

 最後に、スターワールド・ホテルの5階にある本格的な四川・湖南料理レストラン「Feng Wei Ju」(フェンウェイジュ/風味居)を紹介しよう。ミシュランガイド・香港/マカオ 2016にて1つ星を獲得した中華料理店。四川、湖南とも唐辛子をたくさん使った辛みが特徴なので、辛さが苦手だとキツイが、麻辣(マーラー)の深みのある辛さで、辛みは全体的に抑え気味。すべての料理が激辛なわけではない。特に湖南料理は酸辣(サンラー)と呼ぶ独特の酸味が加わる。

 さて、4回にわたりマカオと巨大IR、ギャラクシー・マカオの旅をお届けしたがいかがだっただろうか。これまでは、マカオに遊びに行こうというと、真っ先にカジノが頭に浮かぶのが多数派だったろうと思う。しかし、ギャラクシー・マカオのような施設ならカジノ抜きで遊びに行っても楽しめるはず。

 日本からも近く行きやすいので、息抜きで楽しんでみる候補にぜひ入れてみてほしい。ファミリーでも、一人旅でも、日本ではまず体験できない旅が楽しめることと思う。

 今回2期の拡張が終わったギャラクシー・マカオだが、実は拡張にはさらなる続きが予定されている。ザ・リッツ・カールトン・マカオとJWマリオット・ホテル・マカオの南側が空き地になっているが、そちらに第3~4期の拡張工事が決まっているそうだ。すでにオパール・ロビーの先には、道路を越えるブリッジが作られている。どこまで広がるのか、今後が実に楽しみだ。

トラベル Watch,村上俊一

最終更新:9月23日(金)7時0分

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