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元警察官が切り絵作家に

関西テレビ 9月23日(金)20時1分配信

春まで警察官だったという異色のアーティストユニットがいます。
2人が手がけるのは、「切り絵」です。

今にも動き出し、その雄たけびが聞こえそうなほど躍動感溢れるオオカミ。
「切り絵」で表現された作品です。
兵庫県芦屋市のギャラリーで始まった個展。
宮崎章さん(41)とアリノリエさん(38)による切り絵ユニット「ari」が、初めて開きました。
4年前から活動を始め、フランスや東京の展示会で毎年入選する実力派のアーティストです。
実はこの2人、ちょっと変わった経歴を持っています。
宮崎さんとアリノさんは2人とも「元警察官」。
この春まで共に兵庫県警の鑑識課に所属し、似顔絵捜査など専門的な仕事に当たっていました。

【宮崎さん】
「ほとんど描かないでおこうと思ってたんですけど、(りえさんが)描きなよって上司だったので」

創作活動に専念するためそろって退職し、神戸市内のこのアトリエを活動拠点にしています。
宮崎さんがデザインを担当し、アリノさんがカッティングを担当。
すべて一枚の紙だけでつなぎ上げるのが作品の特徴です。

【リエさん】
「証拠品も一発勝負なので壊れてしまったらおしまいなのでその緊張感は似てるかなと」

犯人の特定に注がれていた2人の才能は、いま、多くの人の心を動かし、花ひらいています。

【客】
「切り絵でこれだけ表現できるんだって、新しい発見でした」
【宮崎さん】
「やりたいことを見つけてしまったので、全力で残りの人生をかけようと。

「ari」の展覧会は9月29日まで開催されています。

最終更新:9月24日(土)1時13分

関西テレビ