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高速道路で死亡事故多発 兵庫県警が非常事態宣言

神戸新聞NEXT 9月23日(金)20時1分配信

 兵庫県内の高速道路で死亡事故が相次いでいる。今年は9月22日現在で9件(死者11人)発生し、特に7月以降だけで7件(同9人)あった。昨年を大幅に上回っていることから、県警や各高速道路の管理者6団体は23日、高速道の事故では初となる「交通死亡事故多発非常事態宣言」を出し、重点的に抑止する方針を確認した。(初鹿野俊)

 県警高速隊によると、高速道で今年は4月に2人死亡。7月に2人、8月に3人、9月は19、20、22日に計4人が犠牲になり、下半期だけで9人が亡くなった。昨年の同期間より6人多いペースだ。

 今年の死亡事故9件のうち、5件はドライバーの前方不注視が原因。大型バイクや乗用車のハンドル操作ミスによる単独事故も2件あった。

 県警や道路管理者は23日、神戸市内で緊急会議を開催し、同宣言を発令。県警高速隊の下川久二隊長は、下半期の死者のうち2人はシートベルト未着用だったことから「シートベルトは命綱。全席着用を呼び掛けたい」と訴え、「車での外出が増える行楽シーズンを前に抑止を進める」と述べた。

 県警は今後、巡回取り締まりを強化。道路管理者はサービスエリアの館内放送や道路情報板を使った広報啓発に力を入れる。

最終更新:9月23日(金)21時38分

神戸新聞NEXT