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マエケン、“鳩サブレー作戦”で16勝!ダルに並ぶ日本投手1年目最多

サンケイスポーツ 9月23日(金)7時0分配信

 ドジャース9-3ジャイアンツ(21日=日本時間22日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの前田健太投手(28)がジャイアンツ戦に先発し、5回3安打2失点で16勝目(9敗)を挙げた。レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が2012年にマークした、日本投手のメジャー1年目最多勝利に並んだ。チームは9-3で快勝し、ナ・リーグ西地区4連覇へのマジックナンバーを「5」とした。

 六回の登板に備えていた前田は、デーブ・ロバーツ監督(44)に降板を告げられた。5回3安打2失点。リリーフ陣がつないでくれた16勝目は日本投手のメジャー1年目としては、ダルビッシュと並ぶ最多。広島時代を含め、自己ベストを更新した。

 「すごくうれしい。でも、野手に助けられている。すべてが自分の力というわけではない」

 一回に先制点を許すが、その裏にヤシエル・プイグ外野手(25)の11号3ランや前田の適時打などで一挙5得点。試合前、マエケンは“にんじん作戦”ならぬ“鳩サブレー作戦”で、プイグのモチベーションを高めていた。

 「試合前にマエダが7三振以上奪うか、俺が本塁打を打つかで取引をした。俺は打ったけど、あいつは6三振。俺の勝ちだ。だからもっとクッキー(鳩サブレー)を持ってこないといけないな」

 試合後にプイグが明かした。前田が以前、クラブハウスで配った鳩サブレーが大好評。すっかり大好物となったプイグは、前田からの贈りものを励みにしてアーチにつなげた。

 「何とかやりくりして抑えている感じがある。僕の中では1つの成長だと思う。シーズンが終わって、一番大事な試合にまだ力を残せるように、この降板をプラスに考えたい」

 前田の顔に余裕の笑みが広がった。わずか88球で交代した狙いは、ポストシーズンを見据えた体力の温存だ。地区2位のジ軍に6ゲーム差をつけ、V4へのマジックナンバーは「5」。4年連続の地区優勝と1988年以来、28年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、背番号18への期待は高まる。

最終更新:9月23日(金)7時0分

サンケイスポーツ

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