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米国株式市場は上昇、ハイテク株に買い

ロイター 9月23日(金)6時51分配信

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場はハイテク銘柄に買いが入り、上昇して終了した。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを見送ったことで大幅高となった前日に続く上昇となった。S&P総合500種は2営業日合計の上げが過去2カ月超で最大となった。

ナスダック総合指数は終値としての過去最高を更新した。

FRBのイエレン議長は21日、米経済成長の勢いは強まっており景気の過熱とインフレの高進を阻止するために利上げが必要になるとの見解を示したが、低金利環境は維持した。

キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「低金利が長期にわたって据え置かれる状況は株式市場には支援材料になる」と指摘。「つまりリスク志向が戻るということだ」と語った。

投資顧問会社アラン・B・ランツ・アンド・アソシエイツのアラン・ランツ社長は、26日に開かれる大統領候補者討論会を除いては「この先、決算発表シーズンまでは実質的にイベントはなく、FRBは株式には追い風となる金融緩和政策と低金利環境の道筋を明確に示した」との見方を示した。

CMEグループのFEDウオッチによると、22日午後時点で市場が織り込む12月の利上げ確率は58%だった。労働省が発表した週間新規失業保険申請件数は予想外に減少して約2カ月ぶりの低水準となり、FRBが年内に利上げに踏み切るとの見方を支える要因になった。

セクター別ではS&P総合500種主要11業種指数のすべてがプラス圏で終了。S&P不動産株指数<.SPLRCR>が1.9%上昇して全体をけん引した。

個別銘柄ではオンライン小売りのアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が1.9%高。BMOキャピタル・マーケッツがアマゾンの目標株価を引き上げたことを受けて買われた。

アップル<AAPL.O>は0.9%高。同社に対してプラスの評価を示した複数のアナリストのリポートが追い風となった。アマゾンとアップルの両銘柄がS&P総合500種を押し上げた。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が4.84対1、ナスダックが2.54対1で、いずれも上げ銘柄が優勢だった。トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約68億株で、過去20営業日平均とほぼ同等の水準となった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18392.46 +98.76 +0.54 18343.76 18449.88 18343.76 <.DJI>

前営業日終値 18293.70

ナスダック総合 5339.52 +44.34 +0.84 5323.26 5342.88 5320.93 <.IXIC>

前営業日終値 5295.18

S&P総合500種 2177.18 +14.06 +0.65 2170.94 2179.99 2170.94 <.SPX>

前営業日終値 2163.12

ダウ輸送株20種 7963.12 +31.80 +0.40 <.DJT>

ダウ公共株15種 696.29 +3.76 +0.54 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 813.51 +2.86 +0.35 <.SOX>

VIX指数 12.02 -1.28 -9.62 <.VIX>

S&P一般消費財 634.53 +4.86 +0.77 <.SPLRCD>

S&P素材 298.83 +0.88 +0.30 <.SPLRCM>

S&P工業 503.03 +3.58 +0.72 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 550.72 +4.87 +0.89 <.SPLRCS>

S&P金融 324.07 +0.89 +0.28 <.SPSY>

S&Pエネルギー 503.62 +1.09 +0.22 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 848.90 +6.38 +0.76 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 172.36 +1.93 +1.13 <.SPLRCL>

S&P情報技術 803.07 +4.42 +0.55 <.SPLRCT>

S&P公益事業 259.08 +1.46 +0.57 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.56億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 16815 + 85 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 16770 + 40 大阪比 <0#NIY:>

最終更新:9月23日(金)14時21分

ロイター