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高安、九州で大関とりだ!友綱副部長「資格はできたんじゃないか」

デイリースポーツ 9月23日(金)6時4分配信

 「大相撲秋場所・12日目」(22日、両国国技館)

 新関脇高安が嘉風を押し出して10勝目を挙げ、逆転での初優勝に望みをつなぐとともに、九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で大関とりに挑戦することになった。大関豪栄道は横綱鶴竜を押し出し、12連勝で単独首位を守った。13日目に2敗の横綱日馬富士に勝ち、2敗の高安と平幕の遠藤が敗れれば、豪栄道の初優勝が決まる。

 強い。高安は立ち合い頭で激しくぶつかり、左上手を引いた。嘉風に切られたが、まったく問題にせず前へ。最後は左ののど輪で土俵外へ押し出した。

 「しっかり踏み込めたし、左上手も取れた。まわしを取って胸を合わせて出ていくのが自分の相撲。落ち着いてやれた。(新関脇10勝は)上出来だと思う」

 賜杯レースのトップを走る豪栄道とは2差だが、今後の対戦相手では自分に分がある。11日目までに横綱、大関戦を完了しており、13日目に決定している御嶽海を含めて、残りは栃ノ心、正代といった幕内上位が相手になるとみられる。豪栄道の背中にピタリとついていけば、逆転での初Vを拾うこともある。

 この日の白星で目標の大関昇進へも道が開けた。審判部の友綱副部長(元関脇魁輝)は「9勝と10勝とでは重みが違う。大関とりに挑戦する資格はできたんじゃないか」と話し、来場所が大関とり場所になることを明言した。

 大関昇進の目安は直前の3場所を三役で33勝。先場所は小結で11勝を挙げており、今場所の残り3番で可能な限り白星を積み重ねておけば、来場所の負担は軽減する。「あと3日。一日一日大事に取るだけ」。大器が覚醒の瞬間を迎えようとしている。

最終更新:9月23日(金)8時49分

デイリースポーツ