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大久保みそぎ2発、主将マーク巻き120分フル出場

日刊スポーツ 9月23日(金)8時4分配信

<天皇杯:川崎F4-1千葉>◇3回戦◇22日◇等々力

 J1で年間勝ち点1位の川崎Fが、エースFW大久保嘉人(34)の2発などでJ2千葉を延長戦で下した。1-1で迎えた延長前半15分にDF車屋のゴールで勝ち越し、延長後半3分と同15分に主将マークをつけた大久保がダメを押した。

 大久保の“みそぎの2発”で死闘を制した。2-1で迎えた延長後半3分、MFエドゥアルド・ネットのスルーパスに飛びだし豪快に右足シュート。試合終了間際にも、ゴール前の混戦からこぼれ球を押し込んだ。17日リーグ大宮戦は、前半36分にレッドカードを受け一発退場となり、25日の同横浜戦は出場停止。この日は主将マークを巻いて先発した。「後半から周囲との距離感が良く、理想の崩しができた。久しぶりに気持ちよく足が振れた」。

 大宮戦から先発を9人入れ替え、司令塔MF中村と大島、FW小林はベンチ外。チームの底力が試される一戦だった。1-1で90分を終えても大久保は「いずれ点は入る」と焦らなかった。「試合開始が午後6時で早いから、延長になっても帰りがそんなに遅くならないし。気にならなかった」。大宮戦ではわずか36分でピッチを去ったが、この日は120分フル出場。「縦へ速くボールをつけてくれたし、やっていて楽しかったから全然疲れなかった」と充実感を口にした。

 後半34分、ファウルを受け文句を言ったところで「異議」のイエローカードを受けたが、2枚目は回避。大宮戦で敗戦のチームをおもんぱかり「勝ってリーグにつなげないと」と誓っていたエースが勝利の“バトン”をつないだ。【岩田千代巳】

最終更新:9月23日(金)8時45分

日刊スポーツ