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【秋場所】高安“ジプシー生活”卒業…来場所の大関取りに追い風

東スポWeb 9/23(金) 11:41配信

 大相撲秋場所12日目(22日、東京・両国国技館)、新関脇の高安(26=田子ノ浦)が幕内嘉風(34=尾車)を押し出して10勝目。三役で2場所連続の2桁白星をマークし、九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で初の大関取りに挑戦することになった。ここ数年は福岡で“ジプシー生活”が続いていたが、新拠点が完成。大関昇進への追い風になりそうだ。

 高安が嘉風を難なく押し出して10勝目。取組後は「相手の巻き替えに乗じて前に出ることができた。10勝目? 上出来だと思う。状態はいい」と手応えを口にした。大関昇進の目安は三役(関脇・小結)の地位で3場所合計33勝が目安。小結で11勝を挙げた先場所に続いての2桁白星で、大関挑戦の足場固めに成功した。

 しかも、今場所は2横綱2大関を撃破するなど相撲内容も充実。日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は「今日も堂々とした相撲だった。昨日(11日目)の横綱(日馬富士)に対しても気迫があった。普段の稽古の積み重ねで地力がついている。次は大関取り? そうだと思うね」と話し、新たに台頭してきた大関候補を高く評価している。

 次の九州場所は高安にとって初めての大関挑戦。生活や稽古などの環境面が整うことも大きなプラス材料だ。先代師匠(元横綱隆の里)の時代には福岡市東区に拠点を構えていたが、2011年に先代が死去。その後は毎年のように宿舎が転々と変わる“ジプシー生活”を強いられ、いかにも急ごしらえの「仮住まい」といった風情だった。

 それが今年からは、大野城市に本社がある企業から全面的に支援を受けられることに。すでに会社の敷地内には常設の稽古場が完成するなど受け入れ態勢が着々と整えられている。田子ノ浦部屋は来年以降も同所を本拠地にする予定。ようやく腰を据えて稽古や場所に集中できる環境が整ったことは、大関取りに挑むうえでも追い風になる。

 高安は残り3日間へ向けて「一日一日、大事に取るだけ」。さらに星を上積みすることができれば「一発昇進」の可能性も高まりそうだ。

最終更新:9/23(金) 11:47

東スポWeb

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