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軽井沢、国際会議都市アピール G7交通相会合きょう開幕 長野

産経新聞 9月23日(金)7時55分配信

 5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせた10の関係閣僚会合の“トリ”を飾る先進7カ国(G7)交通相会合が23日、軽井沢町で開幕する。古くは中山道と北国街道の分岐点にある追分宿を有し「交通の要所」と呼ばれた同町。ダボス(スイス)やアスペン(米国)に並ぶ「国際会議都市」の地位確立に向け「KARUIZAWA」の名を世界に知らしめる絶好の外交舞台となる。

 交通相会合は25日までの3日間。日本からは石井啓一国土交通相が出席する。

 23日は、会場の軽井沢プリンスホテルで国と県、町による歓迎夕食会が催される。地元食材を用いた料理や県産のワイン、日本酒が振る舞われ、下諏訪町の木やりや上田市の真田陣太鼓などの信州の伝統芸能が宴(うたげ)に花を添える。

 24日はメインの交通相会合で、交通インフラの整備と老朽化への対応や自動車の自動運転などをテーマに議論される。自動運転のデモンストレーション、県内外の交通関係の企業や大学などによる研究の紹介・展示も行われる。最終日は日本と各国との個別会談も繰り広げられる。

 国交省によると、交通相会合で軽井沢町に集う7カ国の政府、メディアの関係者らは約300人。この日本有数のリゾート地は、東京から新幹線で約1時間のアクセスの良さや夏季の冷涼な気候などから多くの外国人をも引きつけている。こうしたなかで交通相会合の「成功」は、治安環境も含めて国際会議の舞台になり得る同町を世界に強力に印象づける武器となる。

 阿部守一知事は21日の県議会の本会議で「在日大使館などとのネットワークを生かした国際交流の推進、長野県や軽井沢の知名度を生かした国際会議の誘致推進に取り組みたい」と決意を示した。

最終更新:9月23日(金)7時55分

産経新聞