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ソフトB 逆転VへのウルトラCは「松坂中継ぎ起用」

東スポWeb 9月23日(金)16時32分配信

 ソフトバンクは22日、本拠地ヤフオクドームで日本ハムにまさかの2連敗となり、マジック6の点灯を許した。絶体絶命の状況だが、大逆転に向けた秘策がチーム内で浮上しているという。

 先発・武田が6回途中3失点と粘れず、7回には五十嵐が中田に痛恨の2ランを被弾して万事休す。日本ハムにホームで連敗を喫した工藤監督は「一つも負けないつもりで戦うしかない。選手もみんな理解している」と厳しい表情だった。

 今季初めて自力優勝の可能性が消え、残り8試合。リーグトップの15勝を挙げる和田が左ヒジの状態がよくないため、次回登板は未定。リーグ3連覇が厳しくなる中、逆転Vに向けたウルトラCプランが急浮上してきた。右肩手術からの復活を目指す松坂大輔投手(36)の中継ぎ起用だ。

 松坂は22日、三軍の練習試合・Honda熊本戦(筑後)に先発。2回を投げ、打者6人を完璧に抑えた。最速は145キロを記録し、社会人チーム相手だが4三振を奪った。調整が遅れる原因となった右臀部の張りもなく「問題なく投げられた。それが一番でしたね。ボール自体も問題なかった」と振り返った。

 そんな中で松坂が口にしたのは働き場所にこだわらない決意だ。「先発でも中継ぎでも、別にどちらでも(いい)」。中継ぎとして一軍に上がる可能性はゼロではない。松坂が「次も短いイニングになります」と言うように中2日で投げる25日のウエスタン・阪神戦(筑後)も2回の予定だ。

 倉野投手巡回コーチは松坂の中継ぎ登板について「ゼロではない。可能性は全てあり得る」と否定しなかった。熟練捕手で最近まで松坂の球を受けていた細川も「ブルペンを見ていても状態はいいと思う。下半身を使えている。(一軍で)やっても抑えられると思いますよ」と見ている。

 26日以降、一軍は残り5試合。復活した松坂がV争いの流れを変えるかもしれない。平成の怪物は一軍登板に向けて「浮き沈みがある中でやってきている。投げられているのであればいい状態は保っておきたい」と力を込めた。松坂もチームもネバーギブアップだ。

最終更新:9月23日(金)18時12分

東スポWeb

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